争点反らしのパフォーマンス

オバマ大統領が広島へ。それに同行するアベ総理に追い風になるか。
大統領が広島へ来ることは歓迎したい。しかし、日本の外交努力で実現したのではない。世界平和、核廃絶に努力したのは、被爆者を中心にした核廃絶を主張してきた勢力であって、政府ではない。政府は真逆の態度で米国の各先制攻撃を容認し、北朝鮮などを除く核保有国の抑止論を事実上支持してきたことは紛れもない事実だ。事実が明らかになれば逆風になるに違いない。

今の国民の生活、営業の疲弊はかつてなく深刻な状態だ。

過去、行われた参院とのダブルで与党勝利は事実だが最新でも30年前のこと。今と決定的な情勢の違い、日本経済の衰退、野党共闘。まさか、ここまで進むとは想定外なのだろう。ダブル選で投票率が上がれば、逆風にさらされるのは、与党になりかねない、北海道5区補選は、そういう結果だったのではないか。

やれるものならやってこい、と気持ちだけは高ぶっている。