民泊

最近、葛飾でも大きなスーツケースとともに歩く外国人の方々を朝方見かけることが多くなってきた。外国人旅行者が急増し、ホテルの需要が間に合わなくなっていることは明らかだ。

急用で大阪などへ行こうとしても高いホテルしか空きがないことが最近多い。そこで、空き家を一部改造して、民泊施設が増えてきた。「空き家」が急増し、その対策としても一理あるのだと思う。一棟丸ごとの所は、国がただちに指針をつくり、それにあてはまる物件を管理する業者があらわれ急増しているようだ。

もう一つ、新築物件でも、旅館業法とは全く別物の「寄宿舎」という建物のカテゴリーがあり、それを「民泊」用の施設とする動きもある。学生向けの下宿風のものといえば、わかりやすいか。

それは、劣悪なタコ部屋になる危険もある。厳しい管理下にあるとはいえ、外国人労働者を研修生として受け入れ、最低賃金を下回る劣悪な条件で働かせている事件が多発しているからだ。長い目で見なくてはならない大事な問題ではないか。