一票の重み

去年の区議選の結果に決着がついていません。最下位当選者と次点の差が「一票」だったことを多くの方が覚えており、その後を注視していると思います。さる2月21日、東京都選挙管理委員会が、疑問票の見直しを行い、最下位当選者の得票のうち2票を無効とし、その結果、次点の候補者の当選する裁定を下しました。これまた一票差で逆転したということです。

次点とされた現職区議は、30日以内に東京高裁に「反論」の申し立てを行い、100日以内を目途に、判定するそうです。政治的立場は、異なりますが、どちらも共有できる主張をもった方々であると思うだけに複雑な気分です。